新体操の元日本代表・畠山愛理さんが７日、初の写真集「ＣＯＮＦＥＳＳＩＯＮ」（講談社）の発売を受けて、東京都内で報道陣の取材に応じた。２年前に引退した後はキャスターやモデルなどとして活動する畠山さんは、今作について「最初は自信がなくてお断りしたぐらい」と明かした上で、「自分の内面を撮ってもらうことができた。挑戦してよかったです」と話した。

　「表では笑顔でいるし、新体操でも演じる部分があったけれど、本当の自分はマイナスに考えやすい性格」だという畠山さん。「写真集はアイドルやモデルのものだというイメージがあった。私が出すことを『世間はどう思うのか？』と考え、自信がなかった」というが、「小・中学校での講演会で、子供たちに『できないと決めつけず、まずやってみよう』と話している。だから、自分も挑戦してみようと思った」などと語った。

　今回の撮影は、ポルトガル・リスボンで行われた。畠山さんは「明るい自分も、不安げな表情も撮ってもらった。その時の気持ちをそのまま出すことができたので、良い写真集になっているのでは」と、出来栄えに手応えを感じている様子。「また小中学校で講演をすると思いますが、堂々と『挑戦して！』と言います」と明るい笑顔を見せた。

　今後の目標としては、「もっと自分に自信を持った状態で、いろんな仕事に前向きに取り組みたい」とか。「２冊目の写真集はある？」と聞かれると、「ないです。（今回の写真集を）最初で最後にします」と応えていた。

写真集「ＣＯＮＦＥＳＳＩＯＮ」を発表し、取材でポーズを取る畠山愛理さん＝７日、東京

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