外まで見送りに出てきた店員と立ち話をする中山の傍らには、有村架純似の黒髪美女が……。

「彼女―Ａさんは飲食店勤務で年齢は中山の５歳年上。彼が19歳の時に、共通の知人が『二人は気が合うはず』と食事会を開いて引き合わせたと聞いています。実際、すぐに交際へ発展。もう９年の付き合いになりますよ」（中山の知人）

中山は、故・ジャニー喜多川氏の大のお気に入りタレントとして知られ、入所２年でＮＨＫドラマ『バッテリー』の主演に抜擢された。

「ジャニーさんのオキニのうえ、歌もダンスも演技もできるので、妬まれることも多かったようです。当時、彼が他のJr.とグループを組む時は『中山優馬ｗｉｔｈ〇〇』と別格扱いでしたから。Ａさんと出会った’13年頃からソロ活動に専念していましたが、ブレイクとはいかなかった。かつての仲間が次々とグループでデビューしていくのを横目で見て、寂しい思いをしていたと思います」（芸能事務所関係者）

そんな「孤高のエリート」を陰ながら支えてきたのがＡさんだったという。

デートの場面に戻ろう。居酒屋を出た後、二人は肩を並べて歩いていたが、ふと中山が流しのタクシーを止めた。芸能人の遊び場といえば麻布や六本木が有名だが、二人を乗せたタクシーが向かったのはラブホのネオンがまぶしい五反田駅前だった。だが、ホテルではなく、二人はカラオケ店の受付へ。

「デートでは居酒屋など庶民的なお店に行くことが多いようです。もう長い付き合いですから、肩ひじ張らずマッタリしたいんでしょうね。11月には福岡へ旅行に行っていました」（前出・中山の知人）

たっぷり３時間半ほど歌いまくった二人は、会計を済ませると五反田駅前へ歩き出した。人通りの多い通りに出ても、二人が距離をとることはない。駅前ロータリーでタクシーに乗り込むと、都内一等地に建つマンションへと帰っていった。

ほとんど夫婦同然の落ち着いた関係を築いている二人。本当のところを聞くべく、後日、中山を直撃した。

―中山さん、フライデーです

「…………」

―Ａさんとお付き合いされていますよね？

「…………」

問いかける記者を横目に、早歩きで送迎車へ向かう中山。一瞬、記者に向き直りかけたが、結局無言のまま車に乗り込んだ。

芸能界の荒波にもまれてきた男と、陰で支え続けた“糟糠の妻”。二人の９年は一言では語り尽くせない―ということか。

12月23日発売の『FRIDAY1月6・13日号』では、二人の関係や中山への直撃取材などを詳報。有料版サイト『FRIDAY GOLD』でも、複数の写真を公開している。

https://friday.kodansha.co.jp/article/281944